インタビュー盛りだくさん&はならぁと下見

今日はインタビューづくしの一日でした。午前と午後で合計4人とお話ししました。最初の一人は、宇陀出身で年代も私と近い女性で、実はこれが私にとって地元の方と深くお話しする初めての機会でした。そして、ここまで来て初めて、定住者から見た大宇陀や、定住者と移住者の関係、そして宇陀の4つの地域の特性などをよりはっきりと知りました。この話は正直衝撃的で、例えば定住者と移住者の溝のようなものは天根さんなどからさらっと聞いてはいたものの、定住者とお話しする機会も少なかったのもあり、あまりそれを本当のこととして実感することはありませんでした。ですが、今日は天根さん一家も含めた移住者についての地元の人の理解の仕方や、なぜそういう考え方をするのかなどを一緒に考え、私が今居る宇陀でのコミュニティ(私は移住者側だと思っています)を客観的に見つめなおす機会になりました。

結局インタビュー内の「女性の幸せ」についての部分はひとまず置いておいて、彼女との会話は大部分が地域のことについてでした。そして、一回この定住者と移住者の関係性について理解が深まると、今後のインタビューでも、この部分についてもっと深く掘り下げたくなってしまいました。ちょうど「女性の幸せ」のテーマについてはもやもやがずっとあった状態で、ある意味自分の中で求めていた答えを見つけたという感じだったので、この機会にOFFを挟んで、「地域」のことも含めてもう一度インタビュー内容について考え直そうと思っています。二人目以降は、移住者や遠方にお住まいの方々だったのですが、その方たちにも、今住んでいる場所やそこに住んでみた感想などについて、今まで以上に深く掘り下げながらインタビューを進めました。

そして、インタビュー以外では、午後にはならぁと会場の下見に同行していました。使われていない空き家の中を実際に作家さんたちと一緒に見学したのですが、その際に空き家の持ち主の方とコミュニケーションをとる機会がありました。その方も地元の人で、私が今まであまり関わりのなかった、ですが強く意識していた存在である定住者の方と触れ合えたのは、自分の中でこれからのウダカツの活動を考え直す一歩になる気がしました。というのも、今日まで宇陀に居ながら、あまり宇陀で生活している実感が湧いていなかったのです。定住者と移住者の意識の違いの話を聞いても、さっき書いたようにあまり実感はなかったし、その結果、地元と暮らしているときと生活にあまり差は感じていませんでした。なので、自分が宇陀にいる意味をあまり感じられていなくて、それについても少し悩んでいました。

ですのでこれからは定住者のコミュニティなどがあれば、できる限り参加できるように積極的に動きたいです。昨日書いたように、室生の「まぁ~より祭」では地元の人と関われると期待しているので、まずはそこからしっかりやっていきたいと思います。

2017-07-22 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

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