喜楽座ヒアリング
昨日と今日の分をまとめて書かせてもらいます。
まず昨日ですが、いつもどおりはならぁと事務局にお邪魔していました。何をしていたかといえば、今週末の土曜日に、喜楽座の大掃除で出た色々な品物を売りに出す蚤の市があるので、そのための準備を主にしていました。新品の食器や布団がたくさんあって、どれも良い品質のものでした。たとえば焼き物は、有田焼や信楽焼など、日本の伝統的なものも多くあり、柄もとても綺麗で、仕分けや値札貼りをしながらそれを見るのが楽しかったです。
今日は、午前にはならぁとのニュースレターをポスティングするところから始まりました。場所は松山地区だったのですが、日中はわりとにぎやかで、地区内の公民館には近所の人がたくさん集まっていました。ポスティングするお宅の人にも何人か偶然鉢合わせ、直接渡せたので良かったです。その人たちはチラシを渡すと、「ご苦労さま」とねぎらってくれました。一方、帰り道にその公民館を通って、どうすればいいかわからず、集まっていた人たちに適当に挨拶したのですが、チラシを渡したわけではないので、少しいぶかしげに「こんにちは」と返され、「誰?」と後からささやかれてしまいました(笑)。都会とか田舎に関わらず、誰だかわからない人に挨拶されたら、そりゃ不思議に思うよなあ、と後から冷静になり、どうせなら、そのときどさくさにまぎれてチラシを配っておけばよかったと後悔しました。
午後は、ウダカツ後半戦のメインである喜楽座のヒアリングでした。80代の地元の方3人に集まっていただき、私とはならぁと事務局、実行委員会からそれぞれ1人づつ参加し、合計6人で松山地区内の福祉会館でお話ししました。
3人は、当時の喜楽座に関してかなり細かいところまで覚えていて、たとえば映画のタイトルを始め、入場料の値段、会場内の椅子の有無、そしてそれらが起こった時期などを詳しく話してくださいました。当時の会場内の匂いや音まで記憶されているのには感心してしまいました。
そうやって1時間程度話した後、私とはならぁと関係者の皆さんは、あることに気づきました。それは、今日の方は年代がわりと高めだったので、喜楽座の初・中期の思い出話は良く出ても、後期の話はあまり出なかったのです。なので、もう少し下の年代にもお話を聞いてみようという流れになり、明日早速思い当たる人たちにお話を聞くことになりました。
その後、はならぁと事務局に行き、蚤の市に向けて本格的に品物を配置するなどし、下の写真のようになりました。
良い感じの品物が多いです。鍋や食器など、普段の生活に役立つものが多いので、興味がある方は、今週土曜日の午後6時ごろから、ぜひはならぁと事務局のマルカツを覗いてみてください。