獅子舞の練習

午前中に真奈美さんに散髪してもらいました。もっさりしていた頭がすっきりして、心機一転頑張ります。

午後からは田中さんにお世話になりました。お仕事に同行した後、名張の湯、焼き鳥に連れて行っていただきました。
夜は獅子舞の練習に行きました。本番直前の練習ということもあって、皆さんいつも以上に真剣でした。若い人達に教えているのを見て、こうして受け継がれていくんだなとなんだか感動しました。

青年部の方が、本来竜口の獅子舞は外に持ち出して見せるようなものではないと教えてくれました。神様に奉納するためのもので、簡単に外でやってしまうと安くなってしまうということのようです。今回の奈良市のイベントに参加するのも県の無形文化財に登録されたことで、県からのオファーには応えるべきだという判断になったからだそうです。

色んなところでやった方が地域の活性につながる気がしがちですが、ずっと続いてきた文化にはそこで行われてきた意味があって、それを忘れてしまったら見せ物になってしまいます。伝統文化の継承は人を見つけて繋いでいくだけでなく、どんな形で受け継いでいくかなど多くの問題があることを知りました。文化を繋げていくことの意味を、地域にとってどうなればいいのかを僕なりに考えてみようと思います。

2016-09-07 | Posted in 7期生 伊吹 日報Comments Closed 

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