はならぁと企画運営会議@今井町

今日の主な予定は、夕方からのはならぁと企画運営会議に参加させてもらうことでした。ですがそれまでに、私が以前インタビューさせてもらった、室生のカフェfufufuの経営者さんに報恩寺に来てもらって、一緒にお昼ご飯を食べる機会を設けてもらいました。実は彼女のインタビューは、私が「空間作り」に興味があると思い出したきっかけでした。ですので、もう一度彼女と話してみたいとは思っていたのですが、天根さんが気を利かせて彼女に連絡を取ってくれ、今日また会えたのでした。

必然的にこの前の報告会の話になり、そこから私自身の将来のことについてなど色々話しました。その中で、彼女のこれまでの多彩な経験についても聞き、改めて人生には色々な選択肢があるんだなあと実感しました。たとえば私は今まで、大学卒業後は就職か院の2択しかないと勝手に思っていて、それは先輩たちが大方その二つのどちらかに進んでいるからでした。また、仕事の見つけ方も、今までの私自身のアプローチはかなり限定的で、使っていたリソースもこれまた先輩たちから教えてもらったものだけでした。これらを考えると、自分がいかに周りにすでにある情報に依存して、その結果視野が狭くなっていたかがわかり、彼女と話した後は、将来についての新しい選択肢が自然といくつか思い浮かんできました。

そして、夕方からははならぁと会議のため今井町へ。今年のはならぁと会場はいくつかあるのですが、会議のたびに、会議場所をそれぞれの会場地域をローテーションして設定しているらしいです。そうすることによって、各地域の声がイーブンに聞けるので、良い案だと思います。

↑会議用資料

今井町も松山地区のように古い町並みが残っているところなのですが、今日の会議はその町並み委員会の代表さんも参加されていて、はならぁと運営側の報告に色々意見を投げかけていました。たとえば、今年度のはならぁとのグッズ製作について、過去のグッズがまだ在庫としていくつか残っている現状を受けて、「過去のものが残っているのに、それをどうにかしようとしないうちに新しいものをつくるのはどうなのか」といった趣旨のことを言われていました。個人的にそれはとても言えていると思いましたが、一方でその意見のベースとしては、協賛等を外部にお願いする際に、それらのグッズ相手に渡すことを考えた上でのところも大きいらしく、彼は、はならぁと本番よりもその過程を重視しているんだなあと意外に思いました。彼の他の意見もそんな印象を受け、運営側と開催地域側では考え方に違いがあることを当然ですが実感しました。

ですが、個人的には、やはり両サイドの意見は、物事をよりたくさんの人の利益につなげるためには必要だと思いました。反対側の意見を対処するのは時間と努力が要りますが、実際に今日の会議では、彼の意見がなければ話題にも出なかったようなことも多かったと思いますし、そのおかげではならぁとというイベントそれ自体を皆で考え直すような場面もありました。

明日はまたはならぁと事務局です。今週は喜楽座ヒアリングやまちなみライトアップなど、はならぁとに関係するイベントが多くあります。

2017-08-23 | Posted in 8期生 平居 日報, 未分類Comments Closed 

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