まだまだインタビュー、そして劉さん来日

今日も朝から相変わらずインタビューをさせてもらっていました。今日のインタビュイーは私と同い年で、榛原出身の方でした。地元の活性化にも意識的に取り組んでいて、ウダカツの活動も何かと見守ってくれています。

地元が大好きな方だとインタビュー前に聞いていて、宇陀市出身の人の意見をもっと聞きたいと思っていた私は彼女にとても興味がありました。

実際にお話ししてみるまでは、勝手に「小さいときから故郷が大好きだったのかな?」と思っていたのですが、意外にも昔は街志向で、はやく地元を出たいと思っていたそうです。ですが、数回の留学を経験した後で、故郷の魅力を再発見。そこからは地域を盛り上げるために色々と活動するようになったとのことでした。

昨日のcafe equbo*の方々も実はそうだったのですが、私がインタビューをさせてもらった方々で、現在も地元で暮らしている若い女性達はみんな一回地元を離れて暮らしていた経験がありました。そして、それがきっかけで地元の魅力を改めて見つけた人が多いという印象でした。一回でも故郷の外で暮らす経験というのは、地元を見つめなおす上でやっぱりとても大事なんだと思いました。

インタビュー後は、彼女の父方の実家のあたりに生えている色々な果物を一緒に狩って食べました。笑

彼女はこうやって道端の野いちごなどを摘んで食べたりするのは小さいときから日常茶飯事だったそうですが、大阪育ちの私には全く縁がなかったことで、生活の豊かさの違いを感じて羨ましかったです(都会出身の人達が同じように感じるとは思っていませんが、私は個人的にそう思いました)。

その後その方と一緒に、前から行きたいと思っていた久保酒造さんの「酒蔵カフェ」でランチをいただきました。今日のランチはパスタセットで、私は麹風味のクリームパスタを注文しました。麹の味がしっかりして、とても美味しかったです。

午後からは、はならぁと事務局でお手伝いでしたが、今日はちょっとしたイベントがありました。中国からアーティストの劉さんという方が、はならぁとに興味を持って、松山地区の見学を兼ねて宇陀市まで来ることになっていたのです。

はならぁと事務局で中国語ができる方と一緒にお出迎えのため榛原まで行き、合流後はマルカツで、その事務局員の方がはならぁとの概要を劉さんに説明しているところに一緒に居させてもらいました。そもそも劉さんが遠い中国からどうやってはならぁとを知ったのかというと、フェイスブック上で奈良のギャラリーを探していたのがきっかけだったようです。こうなると奈良のイベントとは言え、その情報自体は世界中のどこからでも手に入ると思うと、必要書類の翻訳も含めて、はならぁとのグローバル化の必要性を感じずにはいられませんでした。

その後は劉さんを連れて3人で松山地区をぐるっと巡りました。その際に奈良漬屋さんや葛屋さんなど、今まで通り過ぎてはいたけど入ったことのなかったお店に入れて、お店の人と会話することもできて、劉さんにとってはもちろん、私にとっても(今更感はありますが)良い時間になりました。

夕方には奈良市まで出て別のはならぁと事務局員の方とも合流して晩御飯を一緒に食べました。劉さんは今回が始めての来日にも関わらず、とても日本を好きになってくれて、来年のはならぁとに参加したいとも言ってくださっていました。話す言葉も違ってなかなかお互いの意思が伝わりづらいときもありましたが、それでもみんな劉さんとの会話を楽しんでいて、とても良い時間でした。

2017-07-26 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

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