宇陀ランチプロジェクト

今日は「宇陀ランチプロジェクト」という、市内の学校給食の地産地消率を上げるための取り組みにお邪魔しました。まずは午前に、ジャガイモ収穫のお手伝いに。

イモ掘りは幼稚園以来です。笑

もっと悪戦苦闘するかと思いましたが、意外にも土を掘り起こして隠れているイモを見つけ出すのは楽しかったです。また、土にこうやって触るのも十年ぶりくらいで、何か癒された気分になっていました。

無事収穫が終わった後は、「うだ夢創の里」というところで生産者の方々との意見交換会に参加させてもらいました。農業の知識は全くないので、専門的なことはわかりませんでしたが、主に平成29年度の学校給食における、宇陀産野菜の自給率を20%にするための取り組みについて色々議論が交わされていました。給食センターへの納品方法など、話はかなり具体的なところまで及んでいて、内容そのものに関しては頭に入ったとはいいがたいです。しかし、普段何かを作ることもなく、最終消費者としてしか生活してこなかった私にとっては、野菜が消費者のところに届けられるまでの過程を知るだけで、社会のシステムも少しわかったような気がして、それなりに意味のあることでした。

その後そのまま皆さんと昼食をとり、今日の活動は終わりました。帰宅してから少し休んで、夕食後は天根さんとインタビューの今後の方向性について、チュートリアルのようなことをしました。現在5人ほどインタビューを終えていますが、実は、たとえばインタビュー相手の価値観が自分のものと大幅に違ったりすると、共感できなくなって質問につまる、というようなことがありました。今日はその原因解明へ。結果、自分の育ってきた環境に影響されてできた考え方などが、相手と共感できたりできなかったり、その結果もやもやしたりといったような、自分の中である種の不安定さを生んでいたことがわかりました。

その明らかになった原因を受けて、結果アンケート内容を少し変えるかもしれないことになりました。大きなテーマは変わりませんが、インタビュー時の質問内容などを自分のやりやすいように変えながら、本当に自分が聞きたいことを逃さないようにしていくといった感じです。このチュートリアルは、天根さんと話しているうちに、自分が本当は何を考えていたのかとか、自分を見つめなおす機会になりました。インタビューもまさに、他人と話すことによって自分の内側に目を向ける場なんだと天根さんも仰っていて、なるほどなと思いました。またちょくちょくこんな時間を設けて、インタビューを少しずつ自分の納得のいくものにしていくつもりです。

2017-07-12 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

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