4日目 はならぁと事務所@マルカツ

今日は初めてはならぁと事務局(http://hanarart.jp/)にお手伝いにいきました。事務所はマルカツと呼ばれる、江戸時代後期に建てられた町家の中にあります。そこで3人の実行委員の方にお会いし、はならぁとについて詳しく説明していただきました。

「はならぁととはとりあえず地域でのアートイベントだ」とざっくりと解釈していましたが、今日事務所で資料などを読み込んだり、実行委員の方たちの運営についての会話を聞くまでは、本当の意味でのその意義はわかっていなかったと思います。

事務作業をしながら、3人の会話を聞いていると、はならぁとの運営のやり方が開催地域の人々になかなか受け入れられなかったり、それでも皆さん情熱を持って取り組んでいるのが伝わってきて、純粋にはならぁとの存在をより身近に感じました。また、過去のガイドブックやフリーペーパーを読んでいると、はならぁと開催前に、会場になる町家をサポーター達が無償で掃除をしている姿に地元の人が感激したり、開催後に会場だった空き家に人が入ったりといった成果が詳しく載っていて、はならぁとが宇陀を含めた地域にもたらす影響を実感しました。

実は、こういったはならぁとがもたらした宇陀への影響というのは、事前に天根さんや春田さんからうかがっていましたが、実際に人が入ることになった古い町家を見ても、そのときはいまいちピンときませんでした。しかし、今日、「過去に実際に会場となって、また現在事務所になっているマルカツで、直接の関係者の方々と一緒に作業をしている」という状況が、なんと言って良いのかわからない臨場感みたいなものを運んできた気がします。

それだけでなく、皆さんは私の大学生活のことや進路についても話を聞いてくださって、また彼らの社会人としての経験もシェアしてくださって、とても参考になりました。結果、上記の臨場感とも相まって、とても有意義で濃い時間になりました。

2017-07-04 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

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