2日目は枝豆の収穫と大宇陀散策

二日目の今日は朝から枝豆の収穫。枝豆の栽培、販売を行う龍谷大学政策学部の皆さんのお手伝いをさせていただきました。やった作業は収穫と選別。作業の中で龍谷大の方々とお話しして、政策学部についてやゼミでの取り組みなどを聞いて、自分まだまだ知らないことがたくさんあるなと思いました。また、授業の一環としてこのような実践的な取り組みができることを羨ましく感じました。13923715_135715653539294_1504233072581155800_o

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次はあきののゆでの朝礼に参加させて頂いたあと、大宇陀地域周辺の散策をしました。まだ宇陀に来て2日目で知らないことばかりなので、この町のことを知って感じようと思いました。松田さんより、町で気づいたことを50個挙げるというお題を頂き散策スタート。

まず道の駅に行ったあと千軒舎を目指して重伝建地区に向かいました。いざ行ってみると、千軒舎の中には人は一人もおらず、重伝建地区の街並みも人通りは殆どなく、あまり観光地であるということが感じられませんでした。

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重伝建地区を散策中に実際にお店の方にお話しを伺うことができました。宝泉窯では実際に使用している窯を見せていただいたり、焼き物の土や塗料による仕上がりの違い、陶芸家としてのこだわりをお話ししてくださいました。
次に訪れた奈良漬のいせ弥さんでは、ご主人に気になったことをただ聞くだけの僕に「質問になっていない」と厳しい言葉を言われてしまいました。確かに僕はただできるだけたくさん知ることばかり考えて、自分の意見を交えるということをしていませんでした。自分の甘さを痛感しました。それでも最後には、今回のテーマであるマーケティングについて考えるためのヒントを頂きました。その気持ちを裏切らないよう、今より進歩した自分になって、また訪ねたいと思います。

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その後呉服屋「紅た屋」さんを訪れました。お盆休み中にも関わらず、ご主人の太田さん自らお話しをしてくださいました。宇陀の町の歴史や観光協会としての取り組み、町づくりの理想について話してくださいました。そのお話を通して太田さんの宇陀に対する愛情を感じられました。そして「町の中で生きていく」ということを少しだけ分かった気がしました。最後には暖かい応援の言葉とともに送り出してくださり、改めて、いろんな人の思いが溢れる宇陀の町で自分にできることをしたいと思いました。

結果、50個以上項目はいったものの、自分で感じたというよりも教えてもらったことが多くなってしまいました。

散策を終え、本日花火大会が行われたあきののゆでアンケートを実施しました。今回はお土産に焦点を当てました。行った質問は大きく分けて3つで、・どこから来たのか(市内・市外・県外)
・なぜ来たのか(花火大会・あきののゆ)
・お土産はかったか、また普段お土産を買う際に気にすることは何か(独自性・値段・日持ち等)

結果を集計すると市内よりも市外、県外(特に大阪)からの来場が多く、その目的も花火大会が主でした。また、花火大会がメインできている方は、あきののゆでの入浴はついでだという人が多かったです。このことから、花火大会は遠方からの集客を生み出すことができると思います。
一方で入浴をメインできている方の中には、花火大会の存在を知らない方もおり、せっかくくつろぎに来たのに窮屈で残念と苦言を呈す人もいました。また、入浴時のマナーを指摘される方もいました。このことから、花火大会をただ集客につなげるだけでなく、マナーの遵守を促したり、くつろぎに来た方も不快にならないための取り組みが必要だと思いました。
お土産に関しては、やはりその土地ならではの独自性を重視する人が一番多かったです。続いて値段で1000円以内を基準とされる人が多かったです。また少数ですが見た目を気にする人もいました。ただ独自性があるだけでなく、そのことを主張できる見た目やパッケージが重要だと思いました。

今日から本格的に活動がスタートしましたが、自分自身の課題が早速見つかりました。初めてのことばかりで知らなきゃいけないことがたくさんあると思っていましたが、それ以上に考えねきゃいけないことがたくさんあると思いました。自分だから出来ることは自分だから考えられることだと思うので、それができるよう一歩ずつ進歩していきたいと思います。

2016-08-15 | Posted in 7期生 伊吹 日報Comments Closed 

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