ヒアリングとバーベキュー

午前中は小峰さんの所にヒアリングに行きました。小峰さんは服を作るなど縫物をしていて、今回はあきののゆに使う暖簾を作ってもらうように頼むついでにヒアリングをしようという事でした。

小峰さんは数年前に宇陀に移住してきたのですが、一人で自分に向き合える時間があるというのが気に入っていると話していました。僕はどうしても地域での人の繋がりは強いと思い込んでいたのですが、小峰さんの住んでいる場所は、道で会えば挨拶や話はするけれども別にそれ以上のことはなく、程良い距離感であると話していて、そういう場所もあるのだと驚きました。それを話すと小峰さんは、それは多分個人の心の持ちようで見え方が変わって来るだけで、別に地域だから強いとか都市だからないというようなものではないのではないかと仰っていて、そういう見方もあるのだなと思いました。

ヒアリングが終わった後、小峰さんに、もっと会話の流れの中で質問した方が相手としても話しやすくていいと思うよ、と言われて、一応意識はしていたのにそう言われてしまうということはまだまだ練習が必要だなと思いました。

午後からはその後の予定が変わってしまって、その後はずっと松田家にいることになりました。少し余裕ができてほっとした半面、そう思ってしまった自分にそんなことでいいのだろうかとも思ってしまいました。

松田家の庭にて昼御飯と夕御飯の兼用として、バーベキューをしました。

IMG_1140

バーベキューを庭でするというのは中々都市ではできないので、それも小さいながらも地域の魅力だと思いました。バーベキューをしながら軽くではありますが松田さんの旦那さんにヒアリングしました。基本的には奥さんの方が移住を希望していたのではありますが、旦那さんの方も自然観察が好きだったそうで、今の暮らしに満足しているようでした。

ただ、今日の二人のヒアリングでは今の暮らしで特に困っていることがないとのことで、元々ヒアリングの目的として、マルカツの活用のためにどういう事に需要があるかを調べるということもあるので、少し困ったなと思いました。少しやり方を変えてみた方がいいのかもしれません。

夜には、前日の松田さんの講演が奈良テレビで取り上げられたので見ていたのですが、移住して困ったこととして自治会費が高かった、という話が出てきて、松田さんと話の要点はそこじゃないだろと二人で笑ってしまいました笑。

2016-03-06 | Posted in 6期生 毛利 日報No Comments » 

関連記事

Comment





Comment