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ヒアリングとバーベキュー

午前中は小峰さんの所にヒアリングに行きました。小峰さんは服を作るなど縫物をしていて、今回はあきののゆに使う暖簾を作ってもらうように頼むついでにヒアリングをしようという事でした。

小峰さんは数年前に宇陀に移住してきたのですが、一人で自分に向き合える時間があるというのが気に入っていると話していました。僕はどうしても地域での人の繋がりは強いと思い込んでいたのですが、小峰さんの住んでいる場所は、道で会えば挨拶や話はするけれども別にそれ以上のことはなく、程良い距離感であると話していて、そういう場所もあるのだと驚きました。それを話すと小峰さんは、それは多分個人の心の持ちようで見え方が変わって来るだけで、別に地域だから強いとか都市だからないというようなものではないのではないかと仰っていて、そういう見方もあるのだなと思いました。

ヒアリングが終わった後、小峰さんに、もっと会話の流れの中で質問した方が相手としても話しやすくていいと思うよ、と言われて、一応意識はしていたのにそう言われてしまうということはまだまだ練習が必要だなと思いました。

午後からはその後の予定が変わってしまって、その後はずっと松田家にいることになりました。少し余裕ができてほっとした半面、そう思ってしまった自分にそんなことでいいのだろうかとも思ってしまいました。

松田家の庭にて昼御飯と夕御飯の兼用として、バーベキューをしました。

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バーベキューを庭でするというのは中々都市ではできないので、それも小さいながらも地域の魅力だと思いました。バーベキューをしながら軽くではありますが松田さんの旦那さんにヒアリングしました。基本的には奥さんの方が移住を希望していたのではありますが、旦那さんの方も自然観察が好きだったそうで、今の暮らしに満足しているようでした。

ただ、今日の二人のヒアリングでは今の暮らしで特に困っていることがないとのことで、元々ヒアリングの目的として、マルカツの活用のためにどういう事に需要があるかを調べるということもあるので、少し困ったなと思いました。少しやり方を変えてみた方がいいのかもしれません。

夜には、前日の松田さんの講演が奈良テレビで取り上げられたので見ていたのですが、移住して困ったこととして自治会費が高かった、という話が出てきて、松田さんと話の要点はそこじゃないだろと二人で笑ってしまいました笑。

2016-03-06 | Posted in 6期生 毛利 日報No Comments » 

 

松田さんの講演会

午前中は奈良市の女性センターで松田さんの講演があったので、それに同行しました。

一部スライドの作成をお手伝いしたので内容はある程度把握しているつもりでしたが、当然新しく追加されたスライドもあり、すっかり1参加者として聞きこんでしまいました。その中で、ライフステージに合わせて生活を変えていくという話を聞いて、ずっと同じ生活をし続ける必要はないのだなと改めて思いました。

参加者の皆さんも後ろから見ても分かるほど熱心に聞いていて、また奈良テレビの取材も来ていたので松田さんの影響力はやはりすごいなと感じました。

その後、奈良市役所のはならぁと担当の方と今後のはならぁとについての話し合いがありました。松田さんはここ最近あきののゆ等で物凄く忙しそうなのに相談に乗るというその原動力はどこから来るのだろうかと思いました。

宇陀に戻ると、あきののゆの4月のリニューアルに向けた折り込みチラシを入れるために新聞社に行ったのですが、その後の車の中で、チラシにかかる費用に対して、配ったチラシを見てどれくらいの割合の人が来て、単価が幾らになるかというような話をしました。僕にしては珍しく自分から話を切り出したので、僕はそういう事を考えるのが面白いと感じているのだなと思いました。これからはそういう分野のことも勉強していきたいなと思いました。

2016-03-06 | Posted in 6期生 毛利 日報No Comments » 

 

土壁塗りと中間研修

午前中は渡辺さん達と一緒にマルカツの土壁塗りをしました。

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土を板の上に乗せて、それをコテで壁に塗っていくのですが、中々コテに土を乗せるのも壁に塗るのも難しく、その上、土が思ったより重くて手首が痛くなってしまいました。これだけ大変だとやる人が少なくなったのも分かりますが、土は何度もリサイクル可能で、廃棄にかかるお金もないので、長期的に見ればかかる費用も少なく、また環境にも良いというのを聞いてやはり長年続いてきたからには相応のメリットもあるのだなと思いました。

午後からは中間研修がありました。まずは、これまでにできたこと、逆にできなかったことについて確認したしました。これまではとにかく言われたことをやって来ただけで主体性に欠けていたので、ここから先は主体的に取り組んでいきたいと思います。その後、最後の二週間の予定を決めました。ヒアリングを20人以上に行い、どういう事をすればマルカツに人が集まるかを考え、最後にその案を地元の方に聞いてもらって集まりそうか検証するという流れに決まりました。まだそんなに経っていないと思っていたウダカツもそろそろ終わりが見えるところまで来て、時の流れの速さを感じながらも、まだ何も目に見える成果がないことに少し焦りも覚えました。

その後の話で、天根さんから、パソコンで言うと僕はまだOSが古いだけで、新しい物をインストールすればいいだけの話だと聞いて、少し気が楽になりました。他の人の考え方や行動の仕方を知り、自分に合いそうなものは積極的に取り入れていきたいと思います。

夜は再び渡辺さん達と合流して徳源寺にて夕食を食べました。僕が今まで出会ってきた人たちと全く異なる価値観を持つ人たちと出会い色々と考えさせられました。その人たちは自分に正直に生き続けてきた人たちで、僕ももう少し素直に感情を出していきたいなと思いました。

2016-03-06 | Posted in 6期生 毛利 日報No Comments » 

 

ヒアリングと報告会

午前中は諸熊さんのヒアリングに行きました。

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諸熊さんは一年ほど前に宇陀に移住して来た方で、宇陀の良いところを一番新鮮に感じている方ではないかと思います。諸熊さんは宇陀は歴史と自然が豊かで子供に日本の良さを伝えられるのではないかと仰っていてやはり子供のことを思って移住して来る人が多いのだなと思いました。

その後松田さんが産経新聞の取材を受けるということで同行しました。記者さんはベテランのようで、質問は大まかにしか決めず、その後は流れで質問していくというのが上手でした。そこは慣れが大事なのだろうと思うので、これからヒアリングを続ける中で上達していけたらと思います。

夜からは松山地区の空き家についての報告会がありました。

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最初は田川さんからマルカツの一年を振り返るプレゼンがありました。僕はそのスライド作りをさせて頂きましたが、内容について詳しく知っているわけではないので、写真を張り付けただけのスライドだったのですが、田川さんは何も原稿もなくその写真を見て話していて、よく喋れるなと驚きました。

その後は早稲田大学の渡辺さんの発表がありました。渡辺さんは松山地区の今後の構想について研究していた方で、その研究が優秀賞を取ったそうです。その中で特に印象的だったのは、空き地をどう活用するかという発想でした。今まで松山地区の保存については大体が建物を残そうとするような活動ばかりだったので、空き地ができてしまった以上はそれを活用しようという発想は斬新だなと思いました。

僕は建築等を学んでいる訳ではないので、ハード面ではできることはほとんどないですが、それをどう活用するかというソフト面を今後のウダカツの中で考えていきたいと思います。

余談ですが、その後懇親会があったのですが、意外にも西大和学園の二期生の先輩に出会い西大和トークで盛り上がってしまいました笑。

2016-03-06 | Posted in 6期生 毛利 日報No Comments » 

 

ヨガと松田さんのお手伝い

今日は昨日のマッサージでリラックスし過ぎたのためか、久々に遅くまで寝てしまって、起きたら9時でした。

午前は報恩寺の本堂でヨガをしました。ヨガはやったことがない僕は体が凄い硬いので痛い所もありましたが、終わってみると体が少し軽くなった気がしました。昨日のマッサージに加えて大分体の疲れが取れたと思います。

ヨガ終了後、ヨガに来ていた森さんと少しお話をしました。森さんは数年前に子育てのために宇陀に移住してきた方で、お子さんが天根さんの娘さんと同じ学校に通っているそうで、その縁で仲良くしているそうです。

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会話の中で質問が上手くできず会話が途切れてしまうことがありました。今後も移住してきた方や昔から宇陀に住んでいる方の話を聞くことがあるので、天根さんのアドバイスで大まかな質問の流れのテンプレートを作ることにしました。今後はこれを基にして上手く聞き出していきたいと思います。

午後からは松田さんのお手伝いをしました。とはいうものの、中々わからないことも多く、質問したりしていたので結果的には松田さんがやってしまった方が早かったのではないかと思え、申し訳なかったです。

お手伝いする中で、松田さんは町づくり、町おこしを継続させていくためには、地元の人がその地域に誇りや愛着を持つことが大切であると話していました。それを聞いて、宇陀という町の魅力に気付いたからこそ移住してきた人と、昔から住んでいるためにその魅力に中々気付きにくいけれども宇陀の伝統や文化を伝えることができる地元の人との交流を深めることが正にその地域への誇りや愛着を深めるのだと気付き、僕の移住してきた人と昔から住んでいる人の交流の手助けをするという役目の重要性がよりはっきりと理解できました。

2016-03-01 | Posted in 6期生 毛利 日報No Comments » 

 

空き家巡りとマッサージ

今日は朝7時半からラジオ体操がありました。

大学に入ってからは中々こんな早くから外に出ることがなかったのですが、久々に朝早くに出て空気の冷たさが気持ち良く感じられ、東京に戻っても偶には朝に散歩でもしてみようかと思いました。。

ラジオ体操には地元の人数人が参加してました。地元の人との交流を深めるのはこういう地道なところからなのだろうと思うのですが、中々話すことができず難しいなと思いました。

その後はマルカツの報告会に備えて松山地区の空き家を見て回って、活用するためには現状何が足りていないかを考えました。

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まず思い当たったのは交通の便だったのですが、今日は休日なだけあって観光客らしい人も多く見られたので、そこまで心配すべきところではないのかなと思いました。ただ、多くの人は恐らく自家用車で来ているので、車を持ってない学生が果たして来れるのだろうかというところは気になってしまいました。

夜には坂井さんにマッサージをしてもらいました。マッサージをしながら色々なお話をしてくれたのですが、その中でも特に「やりたいことが見つかってないっていうのも宝やと思うよ」という言葉が凄く印象に残りました。僕自身が今やりたいことが分からずにいる、探している状態で、早く何とかしたいという不安や焦りを感じたりしているので、この言葉を聞いてそこまで急いで決める必要もないのかなと前向きになれました。また一日歩き続けて疲れていた体の方もマッサージしてもらって心身ともにリラックスすることができました。

2016-02-29 | Posted in 6期生 毛利 日報No Comments » 

 

お勤めとマルカツ

今日からまた天根さんの所でお世話になることになりました。

午前は昨日の日報を書いていました。日報を貯めるとどんどん面倒になってくるので早めにやってしまおうと思います。

午後からは念仏カフェことお勤めがありました。

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前回とは違って一時間の本格バージョンだったのでしっかりと考える時間がありました。(周りの子供たちが木魚で遊んでいて少しうるさかったですが笑) 自分のやりたいこと、将来について考えることができました。

その後マルカツの報告会のスライド資料を作りました。とは言うものの写真を選んで貼るだけだったのですぐに終わり、こんなものでいいのだろうかと思ってしまいました。

夕食後はその報告会のビラのポスティングをしました。

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田川さんと一緒に回ったのですが、田川さんは、あの家は空き家、この家にはこういう人が住んでる、ということをほぼ全ての家で言っていて、改めて地域の人のつながりの強さを感じました。

2016-02-27 | Posted in 6期生 毛利 日報No Comments » 

 

農業の未来

 

午前中は山口農園で奈良での黒豆生産についての話し合いがありました。

その中で山口さんたちは今後の農業について話していました。以前は有機栽培であれば通常の5割増しほどで売れていたそうですが、今では2割増しが限度だそうです。国の政策が農業の現状に合ってないという話もしていて、現場で働く本人たちも今後どうするか悩んでいるようでした。

その後、昼食中に窪さんとお話したのですが、可処分所得を考えると地方での年収300万は家賃や食費が安いため、都市部での年収600万とほとんど変わらないという話を聞いて、なるほどと思いました。生活するための手段であるはずの収入という数字に捉われているとそういう事が見えなくなるんだなと思いました。

午後からはgreenworm21で農作業マニュアル用の写真撮影がありました。

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播種作業の撮影だったのですが、トレイに入れた土に窪みをつける器具等、初めて見るような器具もあって面白かったです。

夕食後は松山地区の空き家の発表資料について打ち合わせがありました。その中である一家が宝くじを当てたという噂がすぐに広まってしまったという話を聞いて、地域での人のつながりが強いということには悪い(?)面も有るのだなと思いました。

2016-02-27 | Posted in 6期生 毛利 日報No Comments » 

 

農業体験(?)

今日はハンサムガーデンを見学させてもらいました。

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ハンサムガーデンでは、地中の水分量を計測して一定に保つように自動で放水を行う装置等、IT技術を活用したICT農業の研究が行われています。IT技術を利用することで農業を新しく始めることのハードルを下げ、労働時間を大幅に短縮することを目指しています。

午前は凍結で壊れてしまった配管の修理を手伝いました。現状実用化に向けて一番の課題となっているのがこの凍結による破損だそうです。

午後からはニンジンの収穫をさせてもらいました。

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収穫したものの中には、見たこともないような大きさの物もありました、研究員の窪さんによると、ニンジンが大きく、甘くなるような水分量も研究しているからだそうです。

窪さんは今はICT農業について研究しているのですが、その前はサーバーレンタル業や会計士など様々なを経験していて、今の仕事をするまで農業のことはほとんど勉強したことはなかったそうです。その話を聞いて、必ずしも自分の興味を一つに定める必要はないのかもしれないと思えました。

2016-02-26 | Posted in 6期生 毛利 日報No Comments » 

 

休息とインターンの目標共有

22日は一日休みの日でした。(溜まっていた日報は書かないといけませんでしたが笑)

午前はまだ風邪が完全には治ってないのでゆっくりと九時頃まで寝ていました。久々にゆっくりと寝たので、大分疲れも取れて風邪もよくなりました。やはり偶には休息も必要だと思いました。

昼までは溜まっていた分の日報を書いていました。数日ネットに繋がらない環境だったとはいえ、時間が経ってしまっていて忘れている部分も多かったので、メモに下書きを書いておいた方が良かったと少し後悔しました。これからはその日のうちに済ましてしまいたいと思います。

その後は宇陀に戻り、松田さんと天根さんとで今後の予定や認識の共有について話をしました。

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僕はこれまでの活動があまりインターンらしくないと思っていましたが、天根さんから、僕に期待していることは地域活性を積極的に行っているUターン・Iターンの人たちと昔からこの地域に住んでいる人達とを繋げるための橋渡し役になることで、これまでの活動はそのための準備だ、ということを聞いて、そういうことだったのかと目的が見えて少しすっきりとした感じがしました。ただ同時にこれまでそのような意識をして取り組んでいなかったので、今までの活動が無駄になってしまっているのではないかという不安も感じてしまいました。これからはその意識をもって取り組んでいきたいと思います。

2016-02-26 | Posted in 6期生 毛利 日報No Comments » 

 

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