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インタビューふたつ

午後に大阪から帰ってきて、そのままインタビューへ。相変わらずインタビュー内容について悩んでいたので、この状態で実施するのは気が引けましたが、キャンセルするわけにもいかずとりあえず従来のアンケート用紙を持ってインタビュイーに会いに行きました。OFF直前のインタビューで定住者の目線がよりはっきりしたことから、とりあえず彼女達の女性としての部分より、地域の一員としての部分に焦点を当てようと思いました。今日の予定は二人。一人は松山地区の陶芸作家さん、一人は室生でこの前お邪魔したカフェfufufuの経営者さんです。

一人目の作家さんは、主に陶磁器のランプカバーを製作されていて、「陶工房 釉(ゆう)」を開いています。陶磁器に細かい穴で模様が描かれていて、ランプに被せるとその模様が影になって壁や床を彩ります。写真は撮り忘れましたが、とても綺麗なので、ぜひ「陶工房 釉(ゆう)」で検索してみてください。

興味深いのが、彼女の住む松山地区では二年に一回はならぁとが開催されているものの、公式には出展されていなかったことです。開催時期に合わせてアトリエは開放し、はならぁと関係者の方も看板を用意してくれるらしいのですが、他の出展作家さんのように指定会場を借りて展示はしていないようです。彼女によると、今まで作家募集について詳しい情報を手に入れる機会があまりなかったとのことでした。

また、はならぁと時期だけに限らず、彼女はもっと自分の作品をたくさんの人に見に来てもらいたいと仰っていたのですが、なかなかそれを現実にするのは難しいそうで、こういった集客やはならぁとへの募集に必要な「情報」の公開や提示の難しさを感じ、またそれを効率よくできていないことを思って歯がゆかったです。

そして次のfufufuでは、室生でカフェを経営するに至った経緯や、そのベースとなっている経営者さんの考え方を中心にお聞きしました。彼女はいろんなイベントを企画、実行する場として、また「皆が安心、リラックスできる場所を作りたい」との思いから、カフェを開いたのだと語っていました。この「安心できる場所を作る」という思いは、私が将来の目標として描いていたものとそっくりそのまま同じだったのでびっくりしました。私も似た思いを持っていて、それを実現するための方法を探していたら「地域活性」や「まちづくり」のようなキーワードに出会って、それでそもそもウダカツに出会ったのでした。

↑遠目から見たfufufu

このような「場所作り」の過程では、一人目の方と同じような集客の問題や、地域の人とのさまざまな問題も彼女は経験していて、改めて「場所を作って人に提供するってどういうことだろう」と考えました。そして最終的に、自分が本当にしたかったこともそういえば場所を作ることだったと(ここしばらく忘れていましたが)思い出して、原点に戻ったような気がしました。となると、自分が本当に知りたかったことは、この目標に向けて、「どういうところに人は集まるのか」、また「そうして作った場所を、たとえば定住者とか移住者とか、その人が何者であるかに関係なくどうやって皆が安心できる場所にするのか」といったことでした。今はこの思いを何とかインタビュー内容に反映できないかと考えています。

2017-07-24 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

国栖の里・ものづくり体験フェスタ

昨日は吉野町・国栖で開催されていた「ものづくり体験フェスタ」のお手伝いに行っていました。「はならぁと あらうんど」という、秋のはならぁとの先駆けイベントも同時開催されていて、その内容は主にアーティストによるワークショップなどでした。

会場はものづくり体験の内容によってバラバラだったのですが、私は基本的にこの「はならぁと あらうんど」が行われていた、国栖の里総合センター内で、記録写真を撮ったり、お客さんの案内を手伝ったりしていました。

総合センターでは、一階にカレー屋さん、二階に「はならぁと あらうんど」の作家さん達が入っていました。周りに食事できるところが少なく、またここでのイベント参加は予約不要ということで(ものづくり体験は予約制でした)、お客さんが継続的に訪ねてきました。また、イベント内容が、吉野の間伐材を使った木工体験と、紙に線香を当てて空いた穴で絵を描く体験で、作家さんとお客さんがともに楽しめるものだったので、子供からお年寄りまで幅広い年代の方が来ていました。

一日を通して地元の方も何人か様子を見に来られていて、地域とうまく一体化したイベントなのだなと思ったのですが、主催の観光業界の関係者の方によると、体験フェスタ自体はもう十年以上続いているにもかかわらず、こうやって地域の人に受け入れられるようになったのはついここ数年のことだそうです。初期のころは「はならぁと あらうんど」も無く、予約制のものづくり体験のみの開催で、来場者数も限られていたし、地元産業であるものづくりをわざわざ体験しにくる地元民もいなかったからだそうです。イベントの対象者がそもそも外から来た人向けだったということですね。

ですが、それを改善するため、総合センターのような当日でも予約なしでふらっと立ち寄れる場所も増やし、その結果、より地域に開かれた雰囲気になったようです。こういった地域イベントの運営側と地元民側の温度差は、はならぁとにも見られるように比較的よくある問題に感じられたのですが、現状はこういった少しの変化で変わるのだと驚きました。

2017-07-23 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

インタビュー盛りだくさん&はならぁと下見

今日はインタビューづくしの一日でした。午前と午後で合計4人とお話ししました。最初の一人は、宇陀出身で年代も私と近い女性で、実はこれが私にとって地元の方と深くお話しする初めての機会でした。そして、ここまで来て初めて、定住者から見た大宇陀や、定住者と移住者の関係、そして宇陀の4つの地域の特性などをよりはっきりと知りました。この話は正直衝撃的で、例えば定住者と移住者の溝のようなものは天根さんなどからさらっと聞いてはいたものの、定住者とお話しする機会も少なかったのもあり、あまりそれを本当のこととして実感することはありませんでした。ですが、今日は天根さん一家も含めた移住者についての地元の人の理解の仕方や、なぜそういう考え方をするのかなどを一緒に考え、私が今居る宇陀でのコミュニティ(私は移住者側だと思っています)を客観的に見つめなおす機会になりました。

結局インタビュー内の「女性の幸せ」についての部分はひとまず置いておいて、彼女との会話は大部分が地域のことについてでした。そして、一回この定住者と移住者の関係性について理解が深まると、今後のインタビューでも、この部分についてもっと深く掘り下げたくなってしまいました。ちょうど「女性の幸せ」のテーマについてはもやもやがずっとあった状態で、ある意味自分の中で求めていた答えを見つけたという感じだったので、この機会にOFFを挟んで、「地域」のことも含めてもう一度インタビュー内容について考え直そうと思っています。二人目以降は、移住者や遠方にお住まいの方々だったのですが、その方たちにも、今住んでいる場所やそこに住んでみた感想などについて、今まで以上に深く掘り下げながらインタビューを進めました。

そして、インタビュー以外では、午後にはならぁと会場の下見に同行していました。使われていない空き家の中を実際に作家さんたちと一緒に見学したのですが、その際に空き家の持ち主の方とコミュニケーションをとる機会がありました。その方も地元の人で、私が今まであまり関わりのなかった、ですが強く意識していた存在である定住者の方と触れ合えたのは、自分の中でこれからのウダカツの活動を考え直す一歩になる気がしました。というのも、今日まで宇陀に居ながら、あまり宇陀で生活している実感が湧いていなかったのです。定住者と移住者の意識の違いの話を聞いても、さっき書いたようにあまり実感はなかったし、その結果、地元と暮らしているときと生活にあまり差は感じていませんでした。なので、自分が宇陀にいる意味をあまり感じられていなくて、それについても少し悩んでいました。

ですのでこれからは定住者のコミュニティなどがあれば、できる限り参加できるように積極的に動きたいです。昨日書いたように、室生の「まぁ~より祭」では地元の人と関われると期待しているので、まずはそこからしっかりやっていきたいと思います。

2017-07-22 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

うだアニマルパーク&まぁ~寄り祭会議

今日は天根さん一家のお知り合いの娘さんを一時的に預かることになり、その子と一緒にうだ・アニマルパークに行きました。この公共施設には、ヤギ、羊、ポニー、牛、その他小動物などがいて、入場料も無料で自由に見て回れました。こんな間近で動物を見たのは久しぶりです。

ヤギと羊に餌やりもできて、昨日から動物に触れる機会が続いていて嬉しいなあと思いました。もともと動物は好きなのですが、普段の生活ではなかなかこういう機会が無いのです。

その後は彼女とともに滑り台のある広場へ。せがまれて一緒に滑ることになり、結果お尻がとても痛くなってしまいました。。。

また炎天下の中で遊んでいたため、帰ってお昼ごはんを食べる頃には体はへとへとに。そのまましばらく家で疲弊していた後、今度は室生の勝井さんのところへ、来週末開催される「室生へまぁ~より祭」の会議に参加させてもらうために行きました。

会議室には30人ほど集まっていたと思います。おそらく「まぁ~より祭」事務局とボランティア、そして各自治体の代表者などで構成されていました。会議のほとんどは配られた資料をただ追っていくだけだったのですが、最後の意見交換の場では地域のいろいろな懸念や問題を提議する人が居て、そしてその意見の言い方もすこし棘があるようなところもあって、会場の雰囲気が少しざわついた場面もありました。

ですが、そうやってちゃんと意見を声に出す人が居ること自体に実は驚いていたりしました。自分の中で勝手に、日本社会は声を出す人が少ないようなイメージを抱いていたからです。なので、周りへの影響はどうであれ、そういう人が居ることそれ自体が地域改善の第一歩としてとりあえず大切なことだと思います(こういった場に顔を出したことも少ないので、まだまだ何も知らず甘い考えではありますが)。

また、その場にいたほとんどの人にとって全く見覚えの無い私を、彼らは特に気にもせず、むしろある人は「若い人もようこそ」のように言って迎えてくださいました。ですので居づらさもあまり感じず、純粋に一個人として、地域のイベント作りの瞬間に参加できて、また来週に実際にお祭りのお手伝いに行くこともあり、この場での自分の役割というものを勝手に私なりに感じていました。それに加え、今までのインタビューや他の機会で知り合った数人にもその場で声をかけていただき、あらためてウダカツを通してできた縁を感じました。

こうやって自分の役割を自覚したところで、これをよりどころに来週末のまぁ~より祭も楽しんでお手伝いできればと思います。

 

2017-07-20 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

お参り付き添い&月うさぎ訪問

今日はひょんなことから天根さんの下の娘さんの登校に付き添うことから始まりました。同じく付き添いの方と途中で合流し、小学校まで子供達に付いて行ったのですが、彼らはきっと「誰この人」状態だったと思います(当然ですが)。その後も小学校から松山地区を歩いて戻りましたが、私のようなここら辺で見かけない顔が明らかに観光客ではない様子で歩いている姿は、子供達も含めて地元の人たちにどう思われるのだろうと気になりながら歩きました。

その後、天根さんのお参りに付き添わせてもらいました。報恩寺から歩いて目と鼻の先のお宅にお邪魔したのですが、そこの奥さんはとても丁寧に迎えてくださいました。なんでも彼女の姪御さんと私が瓜二つなのだとか。予想もしなかった展開でしたが、どんな理由でも誰かに親近感を抱いてもらえて、それを交流のきっかけにできるのはいいことだと思いました。

その後また一人の女性にインタビューをし、お昼すぎに東吉野の山中にある「月うさぎ」という猫カフェを運営する女性にもインタビューしに行きました。実は、現時点で10人強の人にインタビューをしたのですが、インプットをしすぎて頭の中が混乱している&インタビュー内容について自分の中でなんともいえないもやもやがありました。そして、それについて月うさぎまでの車中で天根さんと話しました。その結果、天根さんから、もやもやがあるのは自分がやりたくないことをやっているということなので、そんなときは今やっていることを変えればいいのだと言われ、さっそく月うさぎでのインタビューは少し形式を変えることにしました。

月うさぎでは、インタビュー予定の女性のほかに、彼女のお母様、そして姪御さんが居ました。今日は何かと「姪」に縁のある日です。その後、お母様以外の二人に、お母様と私を含めた4人でテーブルを囲みながらインタビューさせてもらいました。とは言っても、インタビューに関して何がもやもやしているのかももやもやしていたので、とりあえず今までよりもリラックスして、自分が本当に聞きたいところだけをかいつまんで聞いていくことにしました。その結果、なぜか私の悩みを相談する流れになり、最終的にお母様に励ましていただきました。笑

この時間、もやもやは依然としてありましたが、今回はそこにはあまり気をとられず、とにかくこの3人との新しい出会いを楽しもうと思って会話しました。すると、今まではインタビュアーとしてインタビュイーに失礼のないようにしようとかいう緊張もあったと思うのですが、今回はより素に近い自分を出して話すことができたように感じました。最後には、単純に今日この場所に来られて、彼女達と会えて嬉しいと思えました。

写真は月うさぎにいた猫と犬です。

とても癒されました^^

このもやもやに関しては現在進行形で原因をつきとめ中です。なんとか次回のインタビュー(明日)までに解決できれば良いのですが。

2017-07-19 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

街歩きのち喜楽座のちはならぁと事務局

今日ははならぁと事務局にお手伝いに行く予定だったのですが、その前に昨日報恩寺に泊まっていた勝井さんと藤澤さんに松山地区の案内をしてもらいました。松山地区ははならぁと事務局があるマルカツへ行くたびに通り過ぎてはいたのですが、その途中の一つ一つの建物まであまり注意を払ったことはありませんでした。

勝井さんはいろんなことを知っていて、松山地区が形成されたときの歴史や、時代につれて変わってきた町家の構造などを教えてくれました。それらが私の知らないことばかりで、ここにきてもうすぐ3週間になろうとしているのに、と恥ずかしく思い、もっと時間を見つけて街歩きをせねば!と決心しました。

そうやって歩いていると、勝井さんの義父さんに遭遇。お茶をいただいて少しおしゃべりした後は、そのままマルカツを目指して歩くことにしました。朝はバタバタしていたので、結局街歩きもコンプリートできず、勝井さんによると実際に探索できたのは全体の5%ほどだったらしいです。

その後、途中にある喜楽座をふと見ると、はならぁと事務局の方たちや他の関係者の方たちが再び片づけをしているところに遭遇しました。もっとも今日は入り口に置きっぱなしになっていたごみを産業廃棄物回収の業者さんに引き渡すだけだったので、作業自体は大変ではありませんでした。ですが、このごみをどかすのとどかさないのでは大違いでした。

これが作業途中の様子。

これが終了後です。同じ場所なのですがぜんぜん違いますね。

喜楽座がすっきりしたところで、そのままマルカツに向かいお手伝いへ。今日は主にグッズ販売用のPOPの完成とはならぁとのブログ作成を任されました。仕事自体は大きな問題はなかったのですが、途中で強烈な眠気を覚え外に出ました。そのときにはならぁとの飯村さんに宇陀松山城に行ったことがあるかと聞かれました。そこからの景色がとても綺麗らしいのですが、私は名前は聞いたことはあっても行ったことはなく、今日の街歩きといい、宇陀には居るけどまだぜんぜんこの場所を探索できていないことを実感させられました。

昨日ちょうど天根さんからもウダカツ期間は主体性をもっと大事にしていいと言われたところで、そういえば最近は日々をこなすばかりで、主体性がなかったなあと思わされた一日でした。ということで当面のインターン業務以外の目標は街歩きをコンプリートすることと宇陀松山城に行くことです!

2017-07-18 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

報告会に向けて&藤澤さん来訪

今日は午前中にスケジュールの再確認と、約一ヵ月後の報告会に向けての準備を少しずつ始めることになりました。まずは6期生の毛利さんと7期生の伊吹さんの報告会のときの動画があったのでそれを見て、大体のイメージを掴むことから始めました。どちらも活動報告から始まって、彼らがウダカツを通して学んだことを中心にまとめてあり、報告会でどんなことが求められているのかは大体わかりました。

ですが、それを今度は自分のパワーポイントを作って説明しようとなると簡単ではありませんでした。というのも、この二週間強ほどで携わらせてもらった活動は結構ありますが、今まで関わってきた人は意外にも定住者の方は少なく、今回のテーマの一つである「マジョリティやマイノリティとしての定住者と移住者の関係性」のようなものを自分の目でちゃんと見て何かを学び取るには、もう少し関わる人たちの幅を増やしたほうが良いのかなと思いました。

また、今回の活動に重要なインタビューですが、これも回数を重ねれば重ねるほど(今日も一人の方に受けていただいたのですが)いろんな人が居ることを実感し、その度に自分の感じ方と比較したりそれについて考えたりすることも多くて、頭がパンクしそうになることも少なくないので、この時点でまとめるのは少し難しいと感じました。

なんというか、当たり前ですが、まだ始まって数週間の現時点では、「パワーポイントにまとめられるほどの確信をもった何か」を学び取れたりといったことはまだないように思います。一日一日たくさん感じることはありますが、今は感じるだけで精一杯という感じでしょうか。これが残り約一ヶ月強ほどの課題ですね。

午後は、ウダカツOBの藤澤さんが勝井さんと一緒に報恩寺に来てくださいました。そして、少し話した後は、今日の晩御飯をこの三人で協力して作りました。メニューはお好み焼き、きゅうりの和え物、そしてサラダでした。

お好み焼きは、この前自宅で作ったときはつなぎを少なくしすぎて形が崩壊したのですが(笑)、今回はお好み焼き粉なる粘りも味付けも完璧な魔法の粉と、やまと芋という、たまたま天根家の冷蔵庫で見つけたこれまで見たことのないほどの粘りの救世主のおかげで、最終的に崩壊もせず良い感じにもって行くことができました。

勝井さん作のきゅうりの和え物も絶品でした。

お二人とはもう少しゆっくり話したかったのですが、今日は少しバタバタしていたので、また次の機会を待ちたいと思います。今日はご来訪ありがとうございました。

2017-07-17 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

伊那佐郵人でのお手伝い

今日は伊那佐郵人という、築約80年の旧伊那佐郵便局を改修したカフェにお手伝いに行きました。伊那佐郵人はウダカツの構成メンバーの一人である松田さんが運営しており、今日は松田さんのお母様がお店を回してらっしゃいました。

今日のランチメニューは、五目いなり寿司、そうめん、豚しゃぶと春雨のサラダ、丸なすのバジルソース味噌焼き、夏野菜の寒天寄せ、ひじきの煮物、そしてデザートにスイカとカキ氷でした。聞いただけでおなかがすいてくるような献立ですよね。

実際のお料理はこんな感じでした。

まかないとして、結局デザートも含めてメニューの全ての品目をいただいてしまいました。笑

一品一品が彩りも綺麗に丁寧に作られていて、とっっても美味しかったです。私は実家ではわりと料理はするのですが、自分一人のためにはなかなかここまで作ることができず、結局美味しいのか美味しくないのか良くわからないものを食べることが多いので、こうやって手間ひまかけられた料理を食べられるのは純粋に嬉しかったです。お母様も自分のためだけのときはわりと簡単に済ませることが多いらしく、こういった手の込んだ料理は、人に食べてもらうことをモチベーションにして作るのだそうです。それってなんだか素敵で尊い生き方だなあと私は個人的に思っています。

とっっても美味しかったのですが、お母様によると集客をするのはなかなか大変なようで、お店を経営するということの大変さを改めて感じました。伊那佐に来たのは今日が初めてですが、その事実をすでに悔しく思います。ぜひもっといろんな人にこの場所を知ってもらって、この美味しいお料理を食べてもらいたいなあと思い、同時にそのための広報活動の大切さを実感していました。

数組のお客様が来られて、ひと段落着いたところでまかないをいただいた後は、お母様にインタビューさせていただきました。年代は全く違いますが、私の価値観と似ていると思うところも個人的にはいくつかありました。なので、彼女が今まで辿ってきた人生も含めて学ぶところがたくさんあり、自分のこれからの生き方について考えるきっかけにもなっていたと思います。そうやってインタビューを終えたときはすでに夕方でした。とにかく彼女には今日一日とても良くしていただき、本当にお世話になりました。またいつか伊那佐郵人にお邪魔したいと思います。

夜は松田家に少しの間お邪魔しました。その際、またもやお母様が、ホタルを探しに外に連れ出してくださいました。この時期はもう見つからないだろうと思っていたのですが、遠目で数匹光っているのが見えて、綺麗でした。この夏に二回もホタルに遭遇できて、今までの人生でそれを見た回数をたった二週間で追い越してしまいました。

2017-07-16 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

インタビューのち大阪へ

今日は二人の方にインタビューをさせていただきました。

アンケート内容に変更を加えた後の初めてのインタビューだったので、一人目の方とお話しした時は、開始後30分くらいは緊張していて、少し気負っていました。自分の聞きたいことを逃すまいとして、でもその聞きたいことを実際に相手に分かりやすいように声にするのは難しかったです。ですが、会話の中で自分のことについても少しずつ話していくうちに、相手の方も私が投げた意見に真摯に向き合って返してくれる感じがして、彼女とのコミュニケーションがだんだんとスムーズになっていくのを感じました。

二人目の方に対しても、私自身のことを織り交ぜながらインタビューさせていただきました。それが功を奏したのかは分かりませんが、彼女には自分の経験や価値観について比較的すらすらと語っていただくことができました。結果的に1時間強お話ししていましたが、彼女が私に個人的なことでも率直に話してくださる姿を見て、嬉しく感じました。

どちらにしろ、インタビューや対話といった場面では、自分から心を開いてそれをなるべく言葉にしていくことは、相手に話しやすい雰囲気を提供するだけでなく、自分も相手のことをもっと聞きやすくなったりするために大切なのだなあと実感しました。

今日はこれ以外特に予定もなく、全体的に穏やかな1日でした。ですので日報も短めです。

その後、実家に帰らなければいけない用事があったので、大阪に戻ってきました。宇陀に来て二週間くらいですが、早くも電車の中から見える大阪の街並みにちょっとした違和感を感じていました。違和感というよりも驚きに近く、「改めて見るとコンクリートで街が埋め尽くされてる!」みたいに思っていました。

この調子で明日のOFFもほとんど大阪にいる予定ですが、その中で、自分が生まれ育って来たこの環境に対して、何か新しい発見があるかもしれないなあと思うとすこしワクワクしています。

2017-07-15 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

インタビュー推敲&POP作成

今日は特に予定がなかったので、滞在中の天根さん宅での作業が中心でした。

まずは午前中に、昨日話し合ったインタビュー内容の変更を踏まえて、アンケートの設問をいくつか作り直しました。昨日でいろいろと自分についての発見があって、それをインタビューに反映させるために、また考え直して。。。という自分を振り返るようなことを午前中はずっとしていたので、悶々としていました。

何とかアンケートのリビジョンを終えた後、天根さんと近くのAkino kitchenという洋食屋さんでランチをいただきました。メインはハンバーグだったのですが、すっかり写真を撮り忘れ。。。その代わりといっては何ですがこちらは前菜とスープの写真です。

お料理はどれもとっても美味しかったです!

この時間に自分のことや今までのウダカツのことなど天根さんに色々お話を聞いてもらったり聞いたりしていました。OBOGの皆さんもウダカツに来たきっかけは人それぞれで、その経験から学ぶこともやっぱり人それぞれなんだなあと当たり前ですが思っていました。私の前にここに居た人達の日報もちょくちょく読んでいるのですが、たとえば何がやりたいのかわからないままでもいろんな経験をして、そこから何か得ようとしている姿が日報を読んでいるとじわじわ伝わってきて、励まされています。笑

このほかにもいろんな話題に及んだのですが、現時点で自分の中で咀嚼できていないところや、ちゃんと時間をとって考えようと思っていたこともあるので、すいませんがここではまだ書けません。

午後は、先日はならぁと事務局で作成を頼まれたPOPの完成に挑戦していました。私はPhotoshopやIllustratorなどを持っていないので、天根さんに無料のデザインソフトを教えてもらってそれをインストールしてやってみました。ですが最初は使い方がよくわからず、もう少しで投げ出すところでした(画像の切り抜きをしたかったのですが、スムーズにいかずやきもきしていました)。笑

その後自力でなんとか画像を切り抜く方法を見つけ出し、味を占めた後は軌道に乗って、ようやくPOPらしきものの原型が出来上がりました。ちょっとした達成感を味わいました。笑

こんな感じで、今日は比較的リラックスした日でした。明日は再びインタビューです。この前のfufufuでの集まりに出席されていた方も協力してくださるそうですが、ほとんど初対面なので緊張しています。とりあえず今日振り返ったことを頭にとどめておいて、自分の聞きたいことを逃さないように、毎回を丁寧にやっていきたいと思います。

2017-07-13 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

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