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最終日

昨日はいよいよ宇陀での最後の日でした。はならぁと事務局が開いていたので、喜楽座ヒアリングの資料を局員の方達に引き渡し、その後チラシの発送作業など、いつものようにお手伝いしていました。が、この日は最終日ということで、まさかのランチに、cafe equbo*さんに皆さんが連れて行ってくださいました!

わざわざ予約まで取ってくださってたとのことで、人気で入るのが難しいようなイメージが勝手にあったcafe equbo*さんに最後に行くことができて嬉しかったです。

ランチは和風パスタ、そしてデザートとドリンクも頂いてしまいました。とても美味しくて口の中が幸せでした。

皆さんはいつものように私の進路についてなど、色んなことを親身に聞いてくださいました。その上プレゼントまで頂いてしまい、私をここまで受け入れてくれたはならぁと事務局の皆さんに、改めて感謝しました。ここで約2ヶ月間お手伝いすることができて、本当にラッキーでした。

そして、以前インタビューをお願いした数名からも、色々なギフトやお手紙を頂いて、最後まで温かく接してくださったことにとてもありがたく思いました。

夕方からは、天根さんや田川さんが、まさかの送別会@報恩寺を企画してくれ、なぜか流しそうめんの会になりました。笑

松田さん一家やはならぁと事務局の吉村さん、また私が以前インタビューさせて頂いて、この前恵比寿神社で偶然再会した女性に、松山地区の奈良漬屋さんも駆けつけてくださいました。その後、子供と大人が一緒になって流しそうめんをするという、普段なかなか見れない光景のなかで、私も初流しそうめんに挑戦しました。

そこにいた皆さんとは2ヶ月間ほどしか一緒に過ごしませんでしたが、その場ではとても居心地よく過ごさせてもらい、これはとてもありがたいことだなあと改めて実感。ウダカツの途中くらいまでは、正直宇陀にまた戻ってきたいと思うのかどうか、自分で自信がありませんでしたが、今は、またこの居心地の良い場所に戻ってきたいとすんなりと思えました。

帰るときも、車だったのですが、報恩寺の前まで皆さんがわざわざ見送りに出てきてくれ、とってもアットホームでハートウォーミングに送り出してもらいました。私にはもったいないくらいの別れの場面でした。笑

私の日報はこれで最後になりますが、ここまで読んでくださりありがとうございました。また宇陀には遊びに来ますので、その時はまたよろしくお願いします。

2017-08-30 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

再び伊那佐郵人へ

今日は再び伊那佐郵人にお手伝いに行っていました。松田さんのお母様がやってらっしゃるワンデーシェフのB.aba時々M.agoは8月の間はお休みされていたそうで、8月最終の日曜日である今日から、また毎週末お店を開けるとのことです。

今日は喫茶メニューオンリーということで、準備も火を使わず比較的準備も後片付けも楽でした。先月初めてお手伝いに行ったときは、お客さんは一日で2組ほどだったので、今日は果たしてお客さんは来るのかと内心はらはらしていましたが、お昼前に一組来て、今日のメインメニューのケーキセットを頼んでいただきました。お母様のフェイスブックを見て今日は来てくださったらしいです。ゆったり過ごしていただいたようで良かったです。

 

午後にももう一人来られました。この方は、以前たまたま伊那佐に道を尋ねに立ち寄ったことがきっかけで、その縁で何回か来てくださっているようです。もともとの知り合いだけでなく、こうやって偶然出会った人が新たにお客さんになってくれるというのはなんだか良いなあと思いました。

そして、その後もう一組立ち寄ってくださったのですが、彼らはランチにガッツリしたものを求めていたらしく、残念ながらそのまま帰っていきました。喫茶メニューの方がランチよりも時間に縛られずに、ふらっと立ち寄れるだろうからお客さんは入りやすいのではと思っていたのですが、ランチを目当てに来訪する人もあると知って、お客さんの動きはやっぱり完璧には読めないなと思いました。彼らはお店の外観の写真を撮っていたので、ひょっとしたらわざわざここに寄ってくれたのかもしれないと思うと、すこし申し訳なく感じました。

結局この日はこの2組で終了しました。ですが、数年前は伊那佐はすごいにぎわいようだったそうです。お母様も天根さんもそう仰っていて、今の伊那佐しか知らない私は、逆にそれが想像できませんでした(失礼ですが・・・)。ただ、最近は週末しか開いていないことはもちろん、もともとワンデーシェフでここでお店をやっていた他の人たちは独立してそれぞれのお店を持って伊那佐から出て行ったこと、また松山地区にカフェが次々とできたことも今の状態に関係しているとのことです。松山地区は結構離れていると思うのですが、それがこの菟田野の伊那佐にまで影響があるのだとは驚きでした。ここはのんびりできてとても素敵な場所だと思うのですが、現在はなかなか人がこないことがもどかしいです。

なので、個人的には私もここのランチはもっと食べてみたいので、私自身も今度友達を誘ってドライブがてらここまで遊びに来ようと思っています。毎日に関わらず、開いている日があるのなら行って、微力で地道ですが、私の友人も含めより多くの人にここを知ってもらえるように何かしらしていたいです。

 

 

2017-08-27 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

マルカツ蚤の市

一昨日から三日間、「宇陀松山夢街道」として松山の重伝建(重要伝統建造物群保存地区)のライトアップが行われてきましたが、今日はその最終日でした。そして、この三日間の中で一番盛り上がるのがどうやらこの最終日のようです。昨日はなかった、たくさんの露店が新しく加わり、マルカツでの蚤の市もその一つのようなものでした。

今日は午前に昨日からやっていた分の喜楽座ヒアリングの文字おこしを終え、午後3時にはならぁと事務局員、サポーターさん達とマルカツに集合。そこから蚤の市に向け最終セットアップを行いました。

最終的に蚤の市はこんな感じになりました。↑

蚤の市は一応午後6時開始となってはいましたが、実際は午後4時前くらいからお客さんが来ました。そして午後5時時点で、布団類のほとんどが売れ、鍋類も半分ほどがなくなりました。また、もともと喜楽座が長年本屋さんの倉庫になっていたことから、今日販売していた品は変わったものも多く、算数セットや試験管などもありました。正直「誰が買うのコレ」と思っていたのですが、意外にも売れ行きは良く、びっくりしました。本当に、ものの価値は人によって違うんだなあと実感させられました。

あと印象深かったことといえば、店番をしている中で、覗きに来てくれた地域の人たちとも自然に会話ができて、居心地良く思ったことです。事務局員のお子さんも今日は一緒にいて、その子達が場の雰囲気をやわらげてくれたところもたくさんあり、子供の場を癒す力も侮れないと思いました。笑

そして、休憩時間に偵察がてら、重伝建のメインストリートや恵比寿神社の露店をぐるっと回ったのですが、たくさんの人達でものすごいにぎわいようでした。そこで私が以前インタビューをお願いした女性数人に偶然にも再会。特に神社で再会した方は、そこで露店をやっていた他の人たちに私を紹介してくれ、その場になじむきっかけを作ってくださいました。とっても感謝です。おかげで手裏剣ボールの屋台のおじさんも、もう1回分ボールをおまけしてくれました。笑

こうやって全く縁もゆかりもなかった宇陀で道すがら話せる人が増えた現状を思うと、いつになるかはわかりませんが、彼らに会いに、また帰ってこずにはおれないなーと思います。天根さんが昨日「宇陀に愛着沸いた?」と聞いてきて、愛着はまだわかりませんが、自分にとってここが居心地の良い場所に少しずつなりつつある気はします。

 

2017-08-26 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

再び喜楽座ヒアリングとほんのりあんどん

昨日の田川さんの提案で、今日は朝から早速喜楽座の聞き込みへ。

田川さんのお向かいのお肉屋さんでは、いつも朝9時ごろから近所のおじちゃんおばちゃんが集まるということで、田川さんとともに突撃しました。そのときは3人ほどいて、いろいろ当時のことについてお話を聞きましたが、昨日の3人のお話と食い違うところもいくつかありました。情報の公平性のため、ヒアリングを目に見える形として原稿にする場合には、どちらの意見も載せようと思います。

ところで、肉屋のおじさんが田川さんのことを始終とてもほめていて、田川さんの地域の溶け込みように改めて感激しました。今回のヒアリングも、全て田川さんの知り合いを紹介してもらって実現したことなので、本当に彼女には感謝です。私一人ではまずできなかったでしょう。ですが、こうやって他の人のコネクションからおこぼれをもらって、結果的に私自身の輪も少しですが広げられたので、嬉しいです。

その後は再びはならぁと事務局へ。今日は、昨日のヒアリングの録音の文字おこしをしていました。録音を聞いていく中で、会話に出た映画や俳優の名前をググり、そうやって昔の日本映画のことを知れるのは楽しかったです。余談ですが、大学で日本映画についての授業を取ったことがあって、昔の邦画は何本か見たことがありました。好きな作品もその中からいくつかあったので、公開当時にそれらを喜楽座で見られた人はラッキーだな、と羨ましくなりました。

そして、今日は絶賛まちなみライトアップ期間中だったので、夕食後に天根さんの娘さん達や、今報恩寺に泊まっている親子さんと一緒に松山地区を通ってアニマルパークまで歩きました。今日は「ほんのりあんどん」の日で、パーク中にあんどんが飾られていました。

正直、想像以上の数で、圧倒されました。とっても綺麗でした。これは一見の価値ありで、遠くからでも来たいと思いました。

あしたはライトアップ最終日で、私は夕方からのマルカツ蚤の市のお手伝いに行く予定です。

2017-08-26 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

喜楽座ヒアリング

昨日と今日の分をまとめて書かせてもらいます。

まず昨日ですが、いつもどおりはならぁと事務局にお邪魔していました。何をしていたかといえば、今週末の土曜日に、喜楽座の大掃除で出た色々な品物を売りに出す蚤の市があるので、そのための準備を主にしていました。新品の食器や布団がたくさんあって、どれも良い品質のものでした。たとえば焼き物は、有田焼や信楽焼など、日本の伝統的なものも多くあり、柄もとても綺麗で、仕分けや値札貼りをしながらそれを見るのが楽しかったです。

今日は、午前にはならぁとのニュースレターをポスティングするところから始まりました。場所は松山地区だったのですが、日中はわりとにぎやかで、地区内の公民館には近所の人がたくさん集まっていました。ポスティングするお宅の人にも何人か偶然鉢合わせ、直接渡せたので良かったです。その人たちはチラシを渡すと、「ご苦労さま」とねぎらってくれました。一方、帰り道にその公民館を通って、どうすればいいかわからず、集まっていた人たちに適当に挨拶したのですが、チラシを渡したわけではないので、少しいぶかしげに「こんにちは」と返され、「誰?」と後からささやかれてしまいました(笑)。都会とか田舎に関わらず、誰だかわからない人に挨拶されたら、そりゃ不思議に思うよなあ、と後から冷静になり、どうせなら、そのときどさくさにまぎれてチラシを配っておけばよかったと後悔しました。

午後は、ウダカツ後半戦のメインである喜楽座のヒアリングでした。80代の地元の方3人に集まっていただき、私とはならぁと事務局、実行委員会からそれぞれ1人づつ参加し、合計6人で松山地区内の福祉会館でお話ししました。

3人は、当時の喜楽座に関してかなり細かいところまで覚えていて、たとえば映画のタイトルを始め、入場料の値段、会場内の椅子の有無、そしてそれらが起こった時期などを詳しく話してくださいました。当時の会場内の匂いや音まで記憶されているのには感心してしまいました。

そうやって1時間程度話した後、私とはならぁと関係者の皆さんは、あることに気づきました。それは、今日の方は年代がわりと高めだったので、喜楽座の初・中期の思い出話は良く出ても、後期の話はあまり出なかったのです。なので、もう少し下の年代にもお話を聞いてみようという流れになり、明日早速思い当たる人たちにお話を聞くことになりました。

その後、はならぁと事務局に行き、蚤の市に向けて本格的に品物を配置するなどし、下の写真のようになりました。

良い感じの品物が多いです。鍋や食器など、普段の生活に役立つものが多いので、興味がある方は、今週土曜日の午後6時ごろから、ぜひはならぁと事務局のマルカツを覗いてみてください。

 

2017-08-24 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

はならぁと企画運営会議@今井町

今日の主な予定は、夕方からのはならぁと企画運営会議に参加させてもらうことでした。ですがそれまでに、私が以前インタビューさせてもらった、室生のカフェfufufuの経営者さんに報恩寺に来てもらって、一緒にお昼ご飯を食べる機会を設けてもらいました。実は彼女のインタビューは、私が「空間作り」に興味があると思い出したきっかけでした。ですので、もう一度彼女と話してみたいとは思っていたのですが、天根さんが気を利かせて彼女に連絡を取ってくれ、今日また会えたのでした。

必然的にこの前の報告会の話になり、そこから私自身の将来のことについてなど色々話しました。その中で、彼女のこれまでの多彩な経験についても聞き、改めて人生には色々な選択肢があるんだなあと実感しました。たとえば私は今まで、大学卒業後は就職か院の2択しかないと勝手に思っていて、それは先輩たちが大方その二つのどちらかに進んでいるからでした。また、仕事の見つけ方も、今までの私自身のアプローチはかなり限定的で、使っていたリソースもこれまた先輩たちから教えてもらったものだけでした。これらを考えると、自分がいかに周りにすでにある情報に依存して、その結果視野が狭くなっていたかがわかり、彼女と話した後は、将来についての新しい選択肢が自然といくつか思い浮かんできました。

そして、夕方からははならぁと会議のため今井町へ。今年のはならぁと会場はいくつかあるのですが、会議のたびに、会議場所をそれぞれの会場地域をローテーションして設定しているらしいです。そうすることによって、各地域の声がイーブンに聞けるので、良い案だと思います。

↑会議用資料

今井町も松山地区のように古い町並みが残っているところなのですが、今日の会議はその町並み委員会の代表さんも参加されていて、はならぁと運営側の報告に色々意見を投げかけていました。たとえば、今年度のはならぁとのグッズ製作について、過去のグッズがまだ在庫としていくつか残っている現状を受けて、「過去のものが残っているのに、それをどうにかしようとしないうちに新しいものをつくるのはどうなのか」といった趣旨のことを言われていました。個人的にそれはとても言えていると思いましたが、一方でその意見のベースとしては、協賛等を外部にお願いする際に、それらのグッズ相手に渡すことを考えた上でのところも大きいらしく、彼は、はならぁと本番よりもその過程を重視しているんだなあと意外に思いました。彼の他の意見もそんな印象を受け、運営側と開催地域側では考え方に違いがあることを当然ですが実感しました。

ですが、個人的には、やはり両サイドの意見は、物事をよりたくさんの人の利益につなげるためには必要だと思いました。反対側の意見を対処するのは時間と努力が要りますが、実際に今日の会議では、彼の意見がなければ話題にも出なかったようなことも多かったと思いますし、そのおかげではならぁとというイベントそれ自体を皆で考え直すような場面もありました。

明日はまたはならぁと事務局です。今週は喜楽座ヒアリングやまちなみライトアップなど、はならぁとに関係するイベントが多くあります。

2017-08-23 | Posted in 8期生 平居 日報, 未分類Comments Closed 

 

松田家で留守番

松田家に一泊し、今日はそのまま松田さんの畑の草刈りに同行するとこから始まりました。

行き返りの車中で、今畑で栽培中のレタスのことや、今日の農業のこと全般、また日本の農業が抱えている問題など、色々教えてもらいました。松田さんは、それらを順序立ててわかりやすいように説明してくれ、物を説明するのがとてもうまい方だなあと、松田さんが話している横でのんきに思っていました。

そして、こんなにたくさんのことを知っているのだから、かなり長い年月農業に携わってきたのだろうと思ったのですが、聞いてみると意外にもまだ3年だということで、びっくりしました。何かのプロになるには、長い積み重ねは必須だとどこかで思っていたのですが、松田さんいわく、現代ではその考えはかならずしも通用しないとのことです。自分がそういった従来の典型的な考え方に結構深く影響されていることを知って、自分はそれに対して反感を持つことも多いのに、全く持って矛盾しているなあと自分で思いました。それだけ先入観というものは人間の考え方では大きなウエイトを占めているんですね。怖いです。

その後松田さんとお子さん達がお出かけの予定だったので、私は彼女のお母様と一緒にお留守番していました。6月に生まれた松田さんの赤ちゃんも家に居たので、子守も兼ねてのお留守番でした。この頃の赤ちゃんと触れ合うのはなかなかないので大変でしたが、オムツ変えなどいろいろ新しいことを経験させてもらい、勉強になりました。

↑庭先の赤トンボです。

そして夕方に天根家に戻ってきた後、今後の喜楽座のヒアリングについて、はならぁと宇陀松山実行委員会の田川さんと天根さんとで打ち合わせしました。おととい宇陀に帰ってきた時点で、残り十日ほどのスケジュールがほぼ決まっていない状態で、この後の宇陀での時間がフワフワとしかイメージできなかったのですが、どこどこにいつ行って何をする、というのが今日決まると、それに対してのモチベーションも俄然上がってきました。ちなみに明日は、3つのはならぁと開催地域の全てから人が集まる大事な会議があるらしく、参加させてもらうことになりました。はならぁとの実際の運営現場を見ることができるのは楽しみです。

2017-08-21 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

松田家訪問

昨日は報告会の後、学生陣の方々や春田さんと話す機会がありました。彼らの多くはウダカツOBや他のインターンシップのOGの人達で、彼らの過去の経験を色々聞いていると、今までインターン生として宇陀でほとんど一人で活動してきた心細さがすこし解消されて、仲間が増えた気がして嬉しくなりました。結局、その日は遅くまで話しこんでいたので、今日は若干睡眠不足ぎみでスタートしました。

昨日の夜おしゃべりしていたメンバーで朝も一緒に食事を取り、その後は先に帰らなければいけないメンバーを除いて、一緒に松山地区の薬草館というところに見学に行きました。そのとき一緒に居た学生さんが、過去に高取町のポニーの里ファームという、大和当帰(ヤマトトウキ)と呼ばれる薬草を栽培している企業さんでインターンシップをされていたことや、また宇陀市は薬草で有名なこともあり、お互い「薬草」にはなじみがありました。

敷地内には数え切れないほどの薬草が植えてあって、ですがあまりにも圧倒的なので、「すごいなーさすが薬草の町だなー」といったような感想しか正直出てきませんでした。それよりも、一緒にその場にいたメンバー(厳密にいうと春田さんとその学生さんと私を含めた3人でしたが)と歩く松山地区がいつもとは違った感じで、こうやって新しく出会った人と一緒に地区を回って仲良くなれることが嬉しかったです。

午後は、天根さん一家に用事があったので、突然でしたが松田家にお邪魔しました。泊まりで明日までお世話になりますが、松田家に泊まらせてもらうのは初めてで、松田さんのところの子供達とも仲良くなれるきっかけになって単純に嬉しいです。

着いてからは何か特別なことをしたわけではありませんでしたが、松田さんが現在取り組んでいるお仕事の一環で苗を育てているということで、その種まきを手伝いました。種まきは小学校以来で、難しかったらどうしようとビビっていましたが、実際は全くもって簡単でした。レタスの種だったのですが、本来の種だと小さすぎてまきづらいので、加工して粒状にしたものを渡されました。ひと苗にひと粒づつまいていきました。種は小さくてコロコロしててかわいかったです。

松田家で栽培されている苗たちです。

夕方には松田さんのお母様とも久しぶりに再会でき、色々嬉しいことが多かった一日でした。

2017-08-20 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

報告会

お久しぶりです。昨日は報告会でした。夕方からでしたが、お昼ごろからならゆうしの春田さんやウダカツOBの藤澤さんと毛利さんが駆けつけてくれ、プレゼンを本番前に何回か彼らの前で練習させてもらいました。

何回か練習する中で、最初はぼろぼろにダメ出しをされましたが、だんだん人前に出せるようなものにまではできました。最終的に、4回ぐらいのリハをしてから、本番に臨みました。

報告会には、今までお世話になってきたはならぁと関係者の皆さんをはじめ、全く面識はないけど、日報をチェックしてくださっているような人達も来てくださいました。

肝心の報告では、「イベントや場所作りにおいては、周りの人の参加者・当事者意識を高めていくことが、彼らを包括的に巻き込んで雰囲気を盛り上げていくために有効なのではないか」、という結論に至りました。たとえば今回の30人インタビューでは、インタビューを受けている人が、予想以上に自分からたくさん話してくれることが多く、その結果発表の場である今回の報告会にも興味を示してくれた方が多かったです。私としては、正直「こんな学生のつたない発表会にどうして皆来てくれるんだろう」と思っていました。ですが、天根さんが言うところによると、「自分のことを聞かれて、これがどういう風な結論になるんだろう、と興味が湧くのは、インタビューに参加した身としては気になるのは自然な反応」とのことでした。要するに、インタビューに「参加した実感」があるので、その実感が「報告会にも行ってみようかな」という気持ちに繋がったのだと思います。

この教訓を活かして、残りの期間でやろうと思っている、地域の人への喜楽座のヒアリングを利用して、彼らにはならぁとに対する参加者意識を持ってもらえるきっかけ作りをしたいです。

そして、30人インタビューの結果と結論ですが、正直30人分をうまくは消化できておらず、分析不足のところもあります。ですが、とりあえず自分の中で理解したことは、自分が思っていたほど、「女性はこうあるべき」といった社会のステレオタイプをプレッシャーに生きている人はいなかったということです。言い換えると、たくさんの人が「自分らしく」、「楽しく」、「目標に向かって」生きることを幸せだと思っていました。「女性らしさ」はあくまでその幸せの一部ではあるかも知れないけど、たとえば「女性らしさ」ありきの「自分らしさ」とかではなく、「自分らしさ」ありきの「女性らしさ」があるのだと思います。インタビュー結果については、できるならまだ時間をかけて、これからも考えていきたいと思っています。

報告会の後は、ウダカツOBメンバーと、春田さんが担当しているほかのインターンシップのOGと現役生と一緒に、あきののゆに行きました。初あきののゆです。露天風呂が、星が見えてとても気に入りました。

2017-08-20 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

インタビュー30人達成!

昨日と今日の分をまとめて書かせていただきます。

昨日は一日作業Dayということで、主に19日の報告会に向けて、プレゼン資料を作っていました。そのときにアンケート用紙を見返してデータを整理していると、やはりとても移住者の比率が多くて、私が見てきた宇陀市を語るには、定住者の方達だけではなく、移住者の方達に焦点を当てることは不可欠で、改めて彼女達の存在の大きさを実感しました。

そして今日です。お盆休みで明日からしばらくお休みに入るのですが、今日はお休み前の最後の日でした。インタビューも今日をめどに終わらせることが当初の目標で、昨日の夜時点で29人終了で、ですが最後の一人は決まらないまま今日を迎えました。

今日ははならぁと事務局のマルカツが「オープンデイ」ということで、作家さんのワークショップや、足圧マッサージの出張施術が受けられるイベントが行われていました。運よくその足圧のセラピストさんにインタビューさせていただくことができて、無事30人達成することができました。とりあえず肩の荷がおりて本当にほっとしました。

そのセラピストの方は、インタビュー後に「インタビューを通して自分の中の新しい考え方を発見した。インタビューをして良かった」といった趣旨のことを言ってくださったみたいです。こちらはわざわざ時間をとらせていただいてお話を聞かせてもらっている身ではあったのですが、そうやって、この活動が私だけではなくインタビュイーにとっても何かしらのメリットがあるのを知るのは、やった甲斐があったと思って嬉しかったです。

上のように、私は少なからず常に「インタビューにわざわざ時間をとってもらって申し訳ない」とインタビュー対象者の方に対して思っていたのですが、実際に30人を終えてみると、自身のことについて能動的に生き生きと語ってくださる方が多くて驚きました。私はもともと自分から話を振ることはあまりしないので、最初はどうなることかと思いましたが、多くの方がそうやって自分から話してくださったので、本当に助かったし、自身のことについて話しているときは皆さんとても輝いて見えて、かっこいいなと思いました。

あとは、こうやってインタビュイーの方々からいただいた時間を無駄にしないように、報告会に向けて、プレゼンを質の良いものに高めて行きたいと思います。

アイキャッチの画像は、はならぁと事務局で撮るように頼まれた、今年の宇陀松山地区の会場内の写真です。

2017-08-08 | Posted in 8期生 平居 日報Comments Closed 

 

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